エンジニアがPhotoshopに入門してみた話(その1)
最近、動物の動画を見て癒されているエンジニアの原です。
今はかわいいファンディングというサービスの企画・開発をしています。
https://kawaii-funding.com
かわいいファンディングチームでは、サービスの特性上デザインデータのチェック等のためPhotoshopを触ることがあるのですが、今回はエンジニアがPhotoshopに入門する際のTipsについて書いていこうかと思います。
Adobe ExtendScript Toolkit CC をインストール
まずはエンジニアがPhotoshopを使うためには、以下ソフトウェアが必須になります。
URL先よりDLしましょう^^
Adobe ExtendScript Toolkit CC
http://www.adobe.com/jp/products/extendscript-toolkit.html
とりあえず起動するとこんな感じの画面ですね!!
Photoshopを起動した状態で、
- ターゲットをPhotoshopに変更
- 実行ボタンをクリック
でエディタ上で記載したコードがPhotoshopに対して実行されるようです!!
基本的な使い方
ドキュメントの新規作成
まずはドキュメントの作り方から。
addメソッドを使ってドキュメントを追加します(引数は全てOptionalだったりします)
app.documents.add( width, height, resolution, mode, initialFill, pixelAspectRatio, bitsPerChannel, colorProfileName ) (例) app.documents.add( 1024, 1024, 72, "TestDocument", NewDocumentMode.RGB, DocumentFill.TRANSPARENT, 1.0, BitsPerChannelType.EIGHT, "Test" )
- width・・・ ドキュメントの横幅
- height・・・ドキュメントの縦幅
- resolution・・・解像度 (Pixcel Per Inch)
- mode・・・ドキュメントの描画モード(NewDocumentModeオブジェクトから指定します ※1)
- initialFill・・・初期ドキュメントの背景色の設定(DocumentFillオブジェクトから指定します ※2)
- pixcelAspectRatio・・・ピクセルアスペクト比。 [例] 4:3(1.33..) や16:9など(1.77..)
- bitsPerChannel・・・色深度(BitsPerChannelTypeオブジェクトから指定します ※3)
- colorProfileName・・・colorProfileNameというプロパティに名前をセットできるようです。用途はよくわかってません(震え声
※1 NewDocumentMode
カラー描画モードです。以下の5つから選択します。
BITMAP/CMYK/GRAYSCALE/LAB/RGB
※2 DocumentFill
- BACKGROUNDCOLOR・・・現在カラーピッカーの背景色に選択されている色
- TRANSPARENT・・・透過色
- WHITE・・・白色
※3 BitsPerChannelType
各ビット数を選択します。
EIGHT(デフォルト) / ONE / SIXTEEN / THIRTYTWO
ドキュメントの検索
複数ドキュメントを作って色々としたい時にドキュメントを検索することもできます
var docRef = app.documents.getByName("TestDocument")
まとめ
ドキュメントの作成のみで長くなってしまったので何回かに分けてまとめることにします。
次回は画像を読み込んで描画する方法を書きます。

- エンジニアがPhotoshopに入門してみた話(その1) - 2016-12-31
- [Rails]bower経由でThree.jsが読み込めなくなった - 2016-12-30
- ReactNative×TypescriptでiOSアプリを作った話(そのいち!) - 2016-07-28